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ヒトリゴト

SA390253.jpg

大人になったホームレス中学生が
「お金持ってますから!」と言っても非難を浴びることがないのは
辛い経験をしてきた上での成功だと誰もが認めるからだと思う。

人の傷みを分かるのは、それなりの経験をした人でないと無理だ。
順風満帆に生きて来た人や常に楽観視出来る人には分かりっこ無い。
それが悪いと言うことでは決してなく・・・。

「同じ経験をした人でなきゃ、分からないワ」と言う意味じゃなく
何かしら海底のような暗いところでもがいて大なり小なり
悩み苦しみ乗り越えた人や乗り越えようと努力する人は
理解しようとしてくれる、優しさと強さがある。


私は今、少しだけ海面下にいる。
だけどもっと深いところを経験し、強さを持った人生の先輩が
私を支えたり見守ったりしてくれること。

周りの家族や友人がただ、そこに居てくれるということ。

それがとてもありがたいと思うし、海面から顔を出せても
それだけは、忘れてはならない感情だと
身をもって感じている。

忘れてはならない。
そして悩み無きとき、晴れたとき、何気なく発した自分の発言が
人を傷つけるものではなかったかと繰り返し考える。

息苦しい水中から、いつか浴びるだろう陽の光が
海面をキラキラと照らしているのが見える。




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2008.07.23.Wed



いのちの食べかた

いのちの食べかた (よりみちパン!セ)いのちの食べかた (よりみちパン!セ)
(2004/12)
森 達也

商品詳細を見る

阿蘇に引越してすぐ、牛の出産に立ち会う経験をした。
それは、すごくすごく神秘的な光景で、
私はしばらくその場を離れることが出来なかった。

そのこは雄だった。
産まれた牛はどうなるんだろう?答えは食肉だった。

それから数ヶ月。
農園のメス牛が死んだ。

せんべいさんの話によると、同じ牛舎に居たメス牛の娘牛が
涙を流したと言う。衝撃的だった。
悲しいとか、可哀想とか、そう一言で済む感情ではなくて、
ただ、ショックだった。

私も肉を美味しいと言って食べる。
生き物のいのちをいただかない食事はない。
肉の塊ばかりではなくても、エキスだとかゼラチンだとか、
どこかで必ず口にする。

革製品だって大好き。
大切にしている皮のバッグ、靴がいくつかある。

牛の生死から、屠畜のことなど色んなことを考えているとき、
こんな本に出会う。「いのちの食べかた」。
もう一冊、こちらを先に読もうと思っていたのだけど
牛と身近に接していて、あまりに牛から肉になる過程が
リアルだったため、今回読むのはやめることにした。
世界屠畜紀行世界屠畜紀行
(2007/01)
内澤 旬子

商品詳細を見る


当たり前に口にしている生き物のいのち。
それは菜食主義者であっても同じことだと思う。
痛いとか、涙を流すことがないというだけで、
農園で育つ野菜たちは、感情豊かにさえ見えるから。

この「いのちの食べかた」は、中学生向けの本である。
大人の私が知ろうとしなかったこと、目を背けて来たことを
今の中学生は学習している。
いつも口にしている肉が、どのような過程を経て、
スーパーに並ぶパックになるか、、、
読んで行くうちに、何度も泣いた。

私に感動を与えてくれた、生まれたてのあの雄牛。
その行く末が見えて、何とも言えない感情であった。

本当に感謝するならば、知らなければならないこと。

牛が死んだ時、愛情かけて育てた牛が出荷される時__。
生産者の方々は毎回涙を流さない。
でもそれは、決して冷淡だということではなくて、
全て分かって、受け入れているという強さだ。

「いただきます」は、作る人への感謝の言葉ばかりではない。
そうしていのちを絶って私たちを生かしてくれている
生き物たちへ、今日もいのちを「いただきます」。




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2008.02.14.Thu



ふるさと

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やはり落ち着く、本山の夕暮れ。

この場所にもきれいだな、と思う花やはっとする景色はたくさんあるけど、
これほど心落ち着く、動かされる風景にまだ出会っていない。

出会っていない、というか、それは受け取り方の問題であって、
つまりまだ、私の心や体は、しっかりとこの土地に根付いてはいないんだな。

小一時間の距離でふるさとを語るには笑われるかも知れないけど、
それでもやっぱり、顔が見えるほど近くに本当に心許せる人はまだいないし、
Sotte Bosse の「遠く遠く」カバーを聴いて泣きそうになったりもする。

メールや手紙で距離を感じない友だちは数人いるけど、
顔を見て話す、ということはとても贅沢なようで、
でも必要なことなんだよなと改めて思った。

時々しか会えないから、自分がぎこちないように感じることもあり、
興奮して表情筋があらぬ動きをしたりすることがあっても、
それでも会いたい。顔を見て話がしたい。
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2007.10.30.Tue



色んな5000円

071021_0717~01.jpg

オバアチャンが散歩中、財布を落とした。
頂き物で使いやすく、気に入っていた財布。

中身:約「5000円」


その財布を拾ってくれた人が居た。
「人のカネを持っているのが気になって、キモチワルイ」
と言ったそのオバチャン、ずっと右手にタバコを持ったまま、どんどん灰になっていた。
5000円ぐらいで警察に届けても面倒だから、と電話をくれた。人は見かけに因らない。

その人へのお礼:商品券「5000円」


せんべいさんとラーメンを食べた。
二人で1300円、せんべいさんが払ったお金、5300円。
私がトイレに行っている間にせんべいさんがもらったお釣り、9000円。
トイレから戻るとブルーな顔をしたせんべいさんに実はお釣りが多い…と打ち明けられ、
悶々とラーメンを食べた二人。

さてみなさんは「正直者はバカを見る」派?
それとも「千里の道も一歩から」派?
(アレ、ちょっと違う?いい例えが思いついたらご一報を。)

帰りにご主人に返したお金:「5000円」
私はこの人と結婚してよかったと思いました。


結婚式の三次会。
主役と、友人と、せんべいさんと、結婚について熱く語った3時間。
楽しい時間と反省の時間。(ここら辺はまた別の話で…)

その会費:夫婦で約「5000円」


ぶどう園で手提げパンパンにぶどうを入れた場合。
5200円ぐらいで5000円にしてよ、と値切られるとサービス品はもらえないが、
黙っているとジャムとか小振りな房だとか、500円以上のサービスがつく。
人が売り、人が買う。商売って、感情しだいでどうにでもスタイルが変わっていく。

ぶどう一袋いっぱい:「5000円」


色んな5000円の価値がある。
高いとか、安いとか。
その状況や気持ち次第で変わってくる金額。

でも、猫にいくらチラつかせたって、所詮ただの紙切れ一枚。




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2007.10.21.Sun



まるい愛情

20071012225149.jpg

今日からせんべいさんはみかん農家に一週間カンヅメ研修。
朝摘みの新鮮なみかんをたくさんいただき、私とせんべいさんの前職場へおじゃますることに。

「そちらの暮らしは慣れましたか」と聞かれ
人に慣れ土地に慣れることに加えて思うことがある。

自分の価値観が変わったな、ということ。

もともと自然が好きだったけど、市内に住んでいた頃の私は
そんな環境はお金で買えると思ってた。
休みを利用しては、自然いっぱいの場所に出掛け、無添加生活やエコグッズのあれこれを買い、
でもでもやりくりはゲーム感覚で楽しい反面、街なかでの生活でそれらを全て叶えようとすると
ふー、と息切れしてしまう。

今、研修生活ということもありで少ない収入でのやりくりが続いているけど、
出て行くお金が極端に少ない。

ここでは、何も買わなくても豊かな生活が用意されているから。

蛇口をひねれば天然水。都会ではみんなが買っている、天然水。
これでシャカシャカ歯を磨き、車を洗う。
水のせいか、夏の間クーラーを使わなかったせいか、肌のトラブルも激減。
新鮮な旬の野菜や果物は、その時期にしか食べられないぎゅーと詰まった味がする。
季節によって掛ける絵を変えるように、折々に変化する景色。
ぐんと冷えた今朝は、遠くに雲海が出ていた。
生活排水を含まない水で育ち、そして天然水で炊かれる米。

どれをとっても、ここではこれが当たり前の生活。
私はとても、贅沢な暮らしをしているんだぁと思う。




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2007.10.12.Fri




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