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いのちの食べかた

いのちの食べかた (よりみちパン!セ)いのちの食べかた (よりみちパン!セ)
(2004/12)
森 達也

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阿蘇に引越してすぐ、牛の出産に立ち会う経験をした。
それは、すごくすごく神秘的な光景で、
私はしばらくその場を離れることが出来なかった。

そのこは雄だった。
産まれた牛はどうなるんだろう?答えは食肉だった。

それから数ヶ月。
農園のメス牛が死んだ。

せんべいさんの話によると、同じ牛舎に居たメス牛の娘牛が
涙を流したと言う。衝撃的だった。
悲しいとか、可哀想とか、そう一言で済む感情ではなくて、
ただ、ショックだった。

私も肉を美味しいと言って食べる。
生き物のいのちをいただかない食事はない。
肉の塊ばかりではなくても、エキスだとかゼラチンだとか、
どこかで必ず口にする。

革製品だって大好き。
大切にしている皮のバッグ、靴がいくつかある。

牛の生死から、屠畜のことなど色んなことを考えているとき、
こんな本に出会う。「いのちの食べかた」。
もう一冊、こちらを先に読もうと思っていたのだけど
牛と身近に接していて、あまりに牛から肉になる過程が
リアルだったため、今回読むのはやめることにした。
世界屠畜紀行世界屠畜紀行
(2007/01)
内澤 旬子

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当たり前に口にしている生き物のいのち。
それは菜食主義者であっても同じことだと思う。
痛いとか、涙を流すことがないというだけで、
農園で育つ野菜たちは、感情豊かにさえ見えるから。

この「いのちの食べかた」は、中学生向けの本である。
大人の私が知ろうとしなかったこと、目を背けて来たことを
今の中学生は学習している。
いつも口にしている肉が、どのような過程を経て、
スーパーに並ぶパックになるか、、、
読んで行くうちに、何度も泣いた。

私に感動を与えてくれた、生まれたてのあの雄牛。
その行く末が見えて、何とも言えない感情であった。

本当に感謝するならば、知らなければならないこと。

牛が死んだ時、愛情かけて育てた牛が出荷される時__。
生産者の方々は毎回涙を流さない。
でもそれは、決して冷淡だということではなくて、
全て分かって、受け入れているという強さだ。

「いただきます」は、作る人への感謝の言葉ばかりではない。
そうしていのちを絶って私たちを生かしてくれている
生き物たちへ、今日もいのちを「いただきます」。




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2008.02.14.Thu




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